香川県では移住ポータルサイトを開設したり、移住セミナーを開催したりすることにより、県外在住者の移住を進めています。つまり、「香川には人々を惹きつける魅力がたくさんあるので皆さん来てください」と県を挙げて推進しているのです。香川の特徴として挙げられるのは、瀬戸内海に面していることによる温暖な気候や、他県と比べて災害が比較的少ないという点。さらに、便利な都市と豊かな自然が隣接していることにより、若い人から年配の方まで暮らしやすいという点もあります。

県庁所在地の高松市には国の出先機関や企業の支店が多く存在するので、四国の拠点都市としての役割を果たしています。また、都市公園が多く、街の各所に木々が茂り、都市と緑が共存しています。そのうえ、大型小売店が多く出店されていることで買い物がしやすく、飲食店も多いので日々の暮らしにも困りません。さらに、都市と自然との距離も近く、街中からすぐに海や山へと出掛けられるのも魅力です。

生活の拠点となる家についても特徴があります。それは、家の延床面積が広いということ。県民の持ち家比率は高いですが、郊外や島には一軒家の賃貸も存在します。また、瀬戸内海からもたらされる魚介類や地域で生産される野菜・果物が多くあるので、食料品が安く購入できます。食料品以外の物価も安く県民の多くが預貯金に励んでいるため、預貯金残高は全国2位。医療面にも力を入れていて、総合病院の移転拡充や改築が推進されています。医師や看護師の数も多く、遠隔医療ネットワークもあるので、都市部でなくても医療水準が高いです。その他、香川県の魅力や移住のための基礎知識などについて詳しく知りたい人は、［「うどんだけじゃない県」香川に住んでみる？］というサイトも一読してみてください。